有意水準5%で純情な感情

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データサイエンティスト見習いです。データ解析とかIoTとか。 技術ブログも書いてますhttps://qiita.com/okura__

大学院にいくという選択

こんにちはたけるです。
紆余曲折ありまして大学院進学を決めました。 決断までに色々悩んだので、備忘録的に考えや思いを書こうと思った次第です。
 

大学院進学を決めた理由

キャリア的側面

SIerとコンサルをメインに就職活動をしてた時に、たまたま受かったコンサル会社のデータサイエンティスト職種に就職を決めてました。(ちなみに'たまたま'の根拠はちゃんとあって、同じ職種で内定が出た15人のうち、僕だけその場で内定通知されませんでした)
当時は機械学習を少し触っていたくらいで、データサイエンス業界のキャリアについて全く無知でした。しかし選考が進んでいくうちに自分はSEとして生きていくのは無理だと思い、データサイエンティストとしてコンサルへの入社を決めてしまいました。
入社が決まったのだからと、勉強のため色々調べていると、どうやら自分はデータサイエンス自体には興味はあるが、事業会社のアナリストとして働くことにも興味があるらしいと気づきました。

 

学問的側面

なんとなく物理が好きで理学部を選び入学した自分でしたが、別に特別強い思いで選んだ学科ではなかったので、大学生の多分にもれずバイト生活を謳歌していました。勉強も最低限でGPAは1.5。勝手に自分に物理はできないんだと思ってました。入学時には視野に入れていた大学院も次第に頭の中からフェードアウト。
時はすぎ、なんの疑いもなく就職活動をはじめ、少し早めに就職先が決まり、同じタイミングで研究室に配属されました。いざ、卒業研究に着手し始めると、面白くて面白くてたまらなかったんです。もう少し真面目に勉強していればと後悔する毎日でした(今でも毎日後悔してます)。


そんな感じで、自分の実力以上の会社に滑り込み、卒研でも着々と進捗を生んで、外面はいろいろなことが上手くいってました。その裏で、自分の腹のなかには不安や後悔、悩みが渦巻いていました。学問の道も楽しそうだなと思いつつも、いい就職先が見つかり、なんとなく目の前のタスクをこなす日々。そんななか、ある日教授に「君大学院行きなよ」とかるーく 言われました。何気も無い言葉だったけど背中を押されるような、自分を肯定されるような言葉で、自分には深く刺さりました。(そのほかにも要因はあったが)その言葉がきっかけとなり、大学院進学を決めました。

これから

自分はコンピュータサイエンス修士号をとるわけでもなければ、統計/機械学習の勉強も独学。3年後にデータサイエンティストを名乗って、おしゃれなワークスペースでカタカタやってるイメージが毛頭わきません。
ということでとりあえずデータサイエンスをやらせてもらえる長期インターンを探して半実務経験を積みながら、統計/機械学習の勉強をしていきたいと思います。
とはいえ院試に落ちてプー太郎になるのが一番やべぇので、年内は物理学に注力すると思います。